バッテリ電源を節約する
1 回の充電を最大限利用する
大事な会議中や長距離のフライト中にバッテリが切れたことはありませんか。バッテリの技術が進歩したといっても、1 回の充電でモバイル PC が持続する時間には限りがあります。使用できる電力を最大限活用することが重要です。
いつでもモバイル PC の電源を確保できる方法を既にお持ちかもしれません。予備のバッテリを常に用意したり、電源のコードを持ち歩いて、電源プラグが使えるときにはお使いのモバイル PC をいつでも充電できるように準備しているかもしれません (最適なバッテリの充電方法については、必ず製造元の指示に従ってください)。
こうした方法がうまくいかなかった場合のために、お使いのコンピュータのバッテリ寿命を長持ちさせるのに役立つ方法を紹介します。
電力を節約する電源プランを選択します。 電源プランとは、モバイル PC による電力の使用を管理するための、ハードウェア設定とシステム設定を集めたものです。Windows Vista には、3 つの既定プランがあります。
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バランス。 必要なときはパフォーマンスを最大にし、コンピュータがアイドル状態のときは電力を節約します。
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省電力。 バッテリ寿命を長持ちさせる最良の選択です。デメリットは、パフォーマンスが遅くなることです。
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高パフォーマンス。 バッテリ寿命と引き換えに、システムのパフォーマンスを最大にします。
電源プランを変更するには
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Windows タスク バーの通知領域にあるバッテリ メーターのアイコンを開きます。
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3 つの既定電源プラン ([バランス]、[省電力]、[高パフォーマンス]) のいずれかを選択します。
カスタムの省電力電源プランを作成することもできます。詳細については、「電源プラン :よく寄せられる質問」を参照してください。
ディスプレイの明るさを抑えます。 ディスプレイは、ハード ディスク、CPU など、他のコンピュータ ハードウェアより電力を消費することがあります。モバイル PC の中には、ディスプレイの明るさを変更する専用のボタンやダイヤルが備わっているものもあります (モバイル PC に付属のマニュアルを参照するか、製造元の Web サイトにアクセスしてください)。また、Windows モビリティ センターでディスプレイの明るさを調整できる場合も多くあります。Windows モビリティ センターは、Windows Vista Home Basic、Windows Vista Home Premium、Windows Vista Enterprise、Windows Vista Business、および Windows Vista Ultimate で利用できます。詳細については、ヘルプとサポートで「Windows モビリティ センター」を検索してください。
Windows でディスプレイをオフにするまでの時間を短くします。 わずかな時間でも、モバイル PC を使用しないときは、一定の非動作状態が続いたときにディスプレイの電源がオフになるよう Windows を設定しておくと、電力を節約できます。
ディスプレイの電源をオフにする時間を選択するには
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[電源オプション] を開くには、[スタート] ボタン
をクリックし、[コントロール パネル]、[システムとメンテナンス]、[電源オプション] の順にクリックします。
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[電源プランの選択] ページの作業ウィンドウで [ディスプレイの電源を切る時間の指定] をクリックします。
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[次のプランの設定の変更] ページの [ディスプレイの電源を切る] の横で、コンピュータがバッテリ動作中の場合と通常の電源に接続している場合に使用するディスプレイとスリープの設定を選択します。
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[変更の保存] をクリックします。
使用していないデバイスの電源を切るか取り外します。 多くのユニバーサル シリアル バス (USB) デバイスは、接続しているだけで電力が消費されます。USB マウスを使用している場合、マウスを外し、タッチ パッドかタブレット ペンを使用すると、電力を節約できます。USB フラッシュ ドライブを使用している場合は、不使用のときは外してください。
PC カードおよび統合ワイヤレス デバイスはオフにしてください。 これらのデバイスでも電力が消費されます。作業中にこれらが必要でない場合は、電源を切ってください。
たとえるなら、モバイル PC は車で、バッテリ メーターは燃料計のようなものです。スピードを出せばエンジンはより多くの燃料を消費し、同じ燃料で走行できる距離が短くなります。同様に、電力を大量に消費する操作をモバイル PC で行うと、バッテリが早く消費され、モバイル PC を長時間使用できなくなります。
バッテリ メーターはどの程度正確ですか
バッテリ メーターは、すべての場合において完全に正確ではありません。モバイル PC の電力消費量は、操作内容やその継続時間によって変化します。たとえば、DVD 視聴は電子メールの読み書きよりも多くの電力を消費します。このため、バッテリ メーターでは、残量と予想される残り時間の通知が遅れることがあります。また、バッテリが古くなるにつれ、完全に充電しても 100% にはならなくなり、新しいものよりもバッテリの消費が早くなります。
充電量の残りパーセントや、電源コンセントに接続せずにモバイル PC を使用できる残り時間などのバッテリ メーターの通知の精度は、いくつかの要因によって異なります。これらの要因のほとんどは、次の 2 つに分類されます。
モバイル PC を何に使用するか。 動作によっては、他のものよりもバッテリを早く消費するものがあるため、電力要件が大きく異なる複数の動作の間で切り替えると、モバイル PC のバッテリ電力使用率が変化します。これにより、バッテリの推定残量が大きく変わります。バッテリ メーターの推定残り時間は、現在行っている動作によって異なり、次に行う動作によって変化します。
バッテリ ハードウェアとセンサの回路。 モバイル PC のほとんどはリチウムイオン (Li-ion) バッテリを使用します。多くのバッテリと同様に、リチウムイオン バッテリも、充電するかしないかにかかわらず、古くなるにつれて蓄電能力が低下します。この蓄電能力の変化は、時間と共に、バッテリ メーターの精度に大きく影響します。
注
リチウムイオン バッテリの放電と充電を頻繁に繰り返すと、充電能力が早く低下します。完全に放電してから完全充電した方が長持ちするというのは、ニッケル カドミウム (NiCd) 電池の場合であり、ニッケル水素 (NiMH) 電池にも多少当てはまります。
リチウムイオン バッテリは、頻繁に少しずつ充電し、最低でも完全充電の 40% を維持する方が長持ちします。
バッテリ メーターの精度に影響を与える他の要因として、バッテリ温度の変化と電力消費を計測する回路と、残り充電量と残り時間を推測するのに使用される数式が挙げられます。最新の優れたバッテリには、これらの測定内容を計算してバッテリ メーターに情報を提供する回路が備えられています。以前のバッテリにはそれほど優れた回路は備えられておらず、精度が劣る場合があります。
モバイル PC のバッテリが充電不能になった場合や、1 日に何度も充電しなければならなくなった場合は、バッテリの交換を検討してください。
これらのヒントを参考にすることで、1 回充電したバッテリをできるだけ長く持続させて、バッテリ切れによる不便さを回避できます。