ファイルの検索は、朝、服を着るときに、一足の靴下を見つける作業に似ています。一足の靴下を見つけないと仕事を始めることができないので、これは、毎日、必要な作業だということができます。Windows は、靴下を見つける作業は支援できませんが、ファイルを見つける作業であれば問題なく支援できます。ファイルの検索や整理には、ファイルの保管場所とは独立したいくつかの方法があります。
コンピューター内のファイルを検索する方法には多くの方法があるため、どれから始めればいいのか迷うことがあります。多くの場合、どのフォルダーでも使用できる検索ツールを使用して検索を開始します。たとえば、ドキュメント フォルダーで使用できる検索ツールには次のものがあります。
使用する方法は検索対象とそれを検索する場所に依存します。次の表に、さまざまな検索方法と、それが役立つ場合について示します。
検索ボックス
一般的なフォルダー (ドキュメント フォルダーやピクチャ フォルダーなど) 内のファイルやフォルダーを検索する場合、最も高速に検索する方法はフォルダー ウィンドウの上部にある検索ボックスを使用することです。詳細については、この記事の後半にある「検索ボックスの使用」を参照してください。
プログラム、ブラウザーの履歴内の Web サイト、あるいは個人用フォルダーに格納してあるファイルを検索する場合は、[スタート] メニューの下部にある検索ボックスを使用することができます。詳細については、「ファイルまたはフォルダーを検索する」を参照してください。
ファイル リストの見出し
特定の月のすべてのファイル、自分で作成したすべての文書など、複数の関連ファイルを検索する場合は、ファイル リストの上部にある見出しを使用すれば、ファイルをフィルター処理したり、重ねて表示したり、グループ化することができます。このような方法のいずれかでファイルを整理すれば、探したり、選択することが容易になります。詳細については、この記事の後半にある「ファイル リストの見出しの使用」を参照してください。
検索フォルダー
複数のフィルターを持つ検索条件を指定したり、ファイルを複数のフォルダーで同時に検索する場合は、検索フォルダー内で検索条件を指定します。検索条件は、構成した後に保存しておけば、後で同じファイル セットの検索をシングル クリックで行うことができます。詳細については、この記事の後半にある「検索フォルダー内で高度な検索の指定」を参照してください。
検索ボックスは各フォルダーの上部にあります。検索ボックスは入力されたテキストに基づいて現在のビューのフィルター処理を行います。検索ボックスは、ファイル名内のテキスト、ファイル内のテキスト、タグ、あるいはファイルに付属しているその他の共通ファイル プロパティに基づいてファイルを検索します。検索する場所は、現在のフォルダーとそのすべてのサブフォルダーです。
たとえば、「Las Vegas Seminar」という名前の出張報告書を作成した場合、検索ボックスに「Las」と入力すると、フォルダー内からは大部分のファイルがリストから消去され、この出張報告書と Las を持つその他のファイルのみが表示されるようになります。
次の表に、検索ボックスで使用できる共通プロパティをリストします。
ファイル名
ファイルに指定した名前です。
検索するファイル名の全体または一部を入力します。たとえば、November invoice.txt という名前のファイルを検索するには、「Nov」や「inv」を入力します。
ファイルの分類
コンテンツの大まかな説明です。大部分のファイルは、文書、写真、または音楽のいずれかに分類できます。
検索するファイルの分類を入力します。たとえば、テキスト、スプレッドシート、プレゼンテーションなどのファイルをすべて検索するには、「文書」と入力します。
ファイルの種類
ファイルのコンテンツをより具体的に指定します。ファイル名の最後の 3 文字 (ファイル名拡張子) は、ファイルの種類を示します。一般的な種類としては、DOC (Microsoft Word 文書)、XLS (Microsoft Excel スプレッドシート)、JPG (JPEG イメージ)、MP3 (標準のデジタル オーディオ形式) などがあります。
ファイル名拡張子を入力します。MP3 ファイルのみを検索する場合は、「MP3」 と入力します。より正確な結果を求める場合は、「*.mp3 」と入力します。
タグ
ファイルの説明のためにファイルに追加する単語または句です。
任意のタグを入力すれば、そのタグに該当するファイルのリストを参照することができます。
作成者
ファイルを作成したユーザーの名前です。
作成者の名前を入力すれば、そのユーザーが作成したファイルのリストを参照することができます。
Windows は、通常、検索ボックス内に入力された文字列に基づいて、現在のビュー内のすべてのファイルのファイル名、ファイル コンテンツ、ファイル プロパティを検索します。たとえば、「Summer」と入力すると、「sunset in summer.jpg」という名前のファイル、「summer」というタグが付けられたファイル、および Summer という名前のユーザーが作成したファイルが検索されます。検索のためのこの大まかなアプローチは、通常、ファイルをすばやく検索する場合に役に立ちます。
ただし、さらに選択的に検索する場合は、検索するプロパティを指定することで、検索ボックス内の検索をフィルター処理することができます。ファイル プロパティでフィルター処理する場合は、次の例に示すように、プロパティ名と検索用語をコロンで区切って入力します。
名前:Sunset
ファイル名に sunset という単語を含むファイルのみを検索します。
タグ:Sunset
sunset という単語のタグが付けられたファイルのみを検索します。
更新日時:05/25/2006
その日時に変更されたファイルのみを検索します。「更新日時:2006」と入力すると、その年の任意の日時に変更されたファイルが検索されます。
この方法で使用できるファイル プロパティにはどのようなものがあるのでしょうか?フォルダー内のプロパティであれば、どれでも使用することができます。たとえば、ファイル リストの見出しに表示されるプロパティであれば、どれを使用してもフィルター処理することができます。フィルター処理で使用できるプロパティの完全なリストは、プロパティを調べようとしている見出しで右クリックして [その他] をクリックすれば表示することができます。
高度検索の詳細については、Windows デスクトップでの検索: 詳細クエリの参照の Web サイトを参照してください。
より正確な検索を行うもう 1 つの方法として、ブール型フィルターを使用する方法があります。ブール型フィルターを使用すると、次の表に示すような単純なロジックを使用して検索語句を組み合わせることができます。
AND
tropical AND island
「tropical」と「island」の両方の語句を含むファイルを検索します (これらの語句は隣接している必要はありません)。
NOT
tropical NOT island
「tropical」と言う語句は含むが、「island」と言う語句は含まないファイルを検索します。
OR
tropical OR island
「tropical」か「island」のいずれかの語句を含むファイルを検索します。
引用符
"tropical island"
正確に「tropical island」という句を含むファイルを検索します。
かっこ
(tropical island)
「tropical」と「island」の両方の語句を、任意の順序で含むファイルを検索します。
>
日付:>01/05/06
特定の値を超えたり、その値以降 (たとえば、01/05/06 以降) のファイルを検索します。
<
サイズ:< 4 MB
特定の値未満 (たとえば、4 MB 未満) だったり、その値以前のファイルを検索します。KB や GB などの他の単位も指定することができます。
AND や OR などのブール型フィルターを入力する場合は、すべて大文字を使用する必要があります。
ブール型フィルターが他のフィルターと組み合わせることができます。次の表は、同じ検索語句を使用しても、異なるブール型フィルターを使用すれば、さまざまな結果が得られることを示しています。また、かっこの使用がフィルターの効果を変化させる状況にも注意してください。
作成者:Charlie AND Herb
Charlie により作成され、ファイル名やファイル プロパティに「Herb」を含むファイルを検索します。
作成者:(Charlie AND Herb)
両方の名前で作成されたファイルのみを検索します。
作成者:"Charlie Herb"
正確にこの名前を持つユーザーが作成したファイルのみを検索します。
自然言語検索を有効にすると、コロンを使用したり、AND や OR を大文字で入力することなく、より単純に検索を実行することができます。たとえば、以下の 2 つの検索を比べてください。
種類:音楽 アーティスト:(Beethoven OR Mozart)
music Beethoven or Mozart
種類:ドキュメント 作成者:(Charlie AND Herb)
documents Charlie and Herb
[フォルダ オプション] を開くには、[スタート] ボタン をクリックし、[コントロール パネル]、[デスクトップのカスタマイズ]、[フォルダ オプション] の順にクリックします。
[検索] タブをクリックします。
[自然言語検索を使用する] チェック ボックスを選択します。
自然言語検索を有効にしている場合でも、検索ボックスは従来通りに使用することができます。ブール型フィルターを使用したり、コロンやかっこを使用するフィルターを導入することができます。また、完全に同じプロパティを使用して検索を微調整することができます。違うところは、より形式張らずに検索を入力できることです。いくつかの例を示します。
電子メール 今日
ドキュメント 2006 年
作成者 Susan
休暇の画像
検索によっては、予期したものより多くの結果が得られることがあります。たとえば、「電子メール 今日」を検索すると、今日送信された電子メールの他に、「今日」という語句を含むメッセージもすべて検索されます。
フォルダーのファイル リストの上に表示される見出しをクリックすると、ファイルの表示方法を変更することができます。この方法でファイルを表示すると、何かを共有しているファイルを見つけやすくなります。
フォルダーのコンテンツをファイル プロパティ (ファイル名、日付、作成者、タグなど) でフィルター処理すると、そのプロパティを持つファイルのみが表示されます。たとえば、特定の作成者によって作成されたファイルのみを表示する場合は、その作成者の名前でフィルター処理します。
フィルター処理するファイルを含むフォルダーを開きます。
フィルター処理する見出しの右にある矢印をクリックします。
フィルター処理するプロパティをクリックします。2 つ以上のプロパティでフィルター処理する場合は、フィルター処理するプロパティのそれぞれのチェック ボックスを選択します。
ファイルを重ねて表示すると、ビュー内のファイルはスタックと呼ばれる積み重なりとして整理されます。たとえば、作成者によって重ねて表示すると、各作成者につき 1 つのスタックが表示されます。特定の作成者によって作成されたファイルのみを表示する場合は、該当するスタックを開きます。
重ねて表示するファイルを含むフォルダーを開きます。
ファイルはこのフォルダーの下のサブフォルダーに存在することもあります。
重ねて表示する見出しの右の矢印をクリックします。
[重ねて表示] をクリックして、フォルダーのコンテンツを見出しに対応するスタックとして整理します。
個々のスタック内に含まれるファイルを表示するには、そのスタックをダブルクリックします。
含まれるファイルがアイコンの後に隠されるスタックとは異なって、グループにはグループ化されたすべてのファイルのシーケンシャル リストが表示されます。たとえば、作成者によってファイルをグループ化すると、いくつかのグループが表示され、各グループには該当する作成者によって作成されたファイルが表示されます。
グループ化するファイルを含むフォルダーを開きます。
グループで表示する見出しの右の矢印をクリックします。
[グループ] をクリックして、フォルダーのコンテンツを見出しに対応するグループとして整理します。
は、以下の場合に使用することが適しています。
ファイルまたはフォルダーが存在する場所がわからないため、同時に複数の場所を検索する
1 つの検索結果に複数のフォルダーのファイルを同時に収容する
いくつかの異なる検索条件を使用してファイルを検索する高度な検索を指定する
検索をカスタマイズするには、検索フォルダー内で [高度な検索] ボタンをクリックします。
ここでは、次の項目を変更することができます。
場所:既定では、検索フォルダーは、「インデックスが作成された場所」と呼ばれる場所のセット内を検索します。これには個人用フォルダー (ドキュメント、ピクチャ、ミュージック、デスクトップ、その他の共通の場所など) 内のすべてのファイル、電子メール、およびオフライン ファイルが含まれます。通常、異なる場所にファイルを保管している場合は、「インデックスが作成された場所」にその場所を追加することができます。詳細については、「インデックスを使用して Windows 検索を効率化する:よく寄せられる質問」を参照してください。あるいは、異なる場所のセットの検索を選択することもできます。ただし、インデックスが作成されていない場所でのファイルの検索には、時間が余計かかります。
日付:指定する日付の前または後に検索範囲を狭めることができます。
サイズ:指定するサイズより大きいファイルか小さいファイルを検索することができます。
プロパティ:ファイル名、タグ、作成者などの複数のプロパティに基づいて、検索をフィルター処理することができます。検索は指定したプロパティをすべて含むファイルに限定されます。
検索しているファイルを見つけることができない場合、または検索が遅かったり、停止してしまう場合は、トラブルシューティング ツールを使用して、検索やインデックス作成に関連する問題を診断し、修復します。
次のボタンをクリックします。
この問題を解決する
[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックし、ウィザードの手順に従います。