ブート ディスク (起動ディスク) の概要と必要性
ブート ディスク (起動ディスクと呼ばれることもあります) は、フロッピー ディスクや CD などのリムーバブル メディアであり、コンピュータで Windows を起動するために使用できるスタートアップ ファイルが収められています。スタートアップ ファイルはコンピュータのハード ディスクにも格納されていますが、ハード ディスクのスタートアップ ファイルが破損した場合は、ブート ディスクのファイルを使用して Windows を起動できます。
Windows 95 や Windows 98 などの、ファイル システムとして FAT または FAT32 を使用していた以前のオペレーティング システムでは、Windows を起動できなくてもハード ディスクのファイルにアクセスできるので、ブート ディスクは特に便利でした。一方で、この機能は、ブート ディスクを持っていてコンピュータにアクセスできればだれでも、コンピュータを起動してすべてのファイルにアクセスできるので、セキュリティ リスクにもなっていました。NTFS でフォーマットされたハード ディスクは、組み込みのセキュリティ機能を備えており、ブート ディスクを使用してファイルにアクセスすることはできません。
Windows インストール ディスクに Windows を起動するために必要なファイルが収められているので、インストール ディスク自体がブート ディスクになります。問題が発生して Windows を起動できない場合は、インストール CD を使用して Windows を起動できます。インストール CD にはスタートアップ修復も収められています。これを使用すると、問題があって正常に起動できない Windows を修復できます。以前はブート ディスクを使用して解決する必要があった多くの問題を、スタートアップ修復では自動的に修正できます。