ネットワーク上の場所を選択する


初めてネットワークに接続するときは、ネットワーク上の場所を選択する必要があります。 これにより、接続先のネットワークの種類に応じた適切なファイアウォール設定とセキュリティ設定が自動的に構成されます。 異なる複数の場所 (たとえば、自宅、近くの喫茶店、職場など) でネットワークに接続する場合は、ネットワークの場所を選択すると、コンピューターを常に確実で適切なセキュリティ レベルに設定する助けとなります。

ネットワークの場所には、次の 4 つがあります。

  • ホーム ネットワークの場合、またはネットワーク上のユーザーとデバイスをよく知っていて信頼できる場合は、[ホーム ネットワーク] を選択します。 ホーム ネットワーク上のコンピューターはホームグループに属します。 ホーム ネットワークでは、ネットワーク探索が有効になっています。これにより、自分のコンピューターでネットワーク上の他のコンピューターおよびデバイスを見たり、他のネットワーク ユーザーが自分のコンピューターを見たりできます。 詳細については、「ネットワーク探索とは」を参照してください。

  • 小規模オフィスまたはその他の職場のネットワークでは、[社内ネットワーク] を選択します。 自分のコンピューターでネットワーク上の他のコンピューターおよびデバイスを見たり、他のネットワーク ユーザーが自分のコンピューターを見たりできるようにする機能であるネットワーク探索が既定で有効になっていますが、ホームグループを作成したり、ホームグループに参加することはできません。 詳細については、「ネットワーク探索とは」を参照してください。

  • 公共の場所 (喫茶店、空港など) では、[パブリック ネットワーク] を選択します。 この場所は、コンピューターを周囲の他のコンピューターから見られないようにし、インターネット上のあらゆる悪意のあるソフトウェアからコンピューターを保護できるように設計されています。 ホームグループはパブリック ネットワーク上では使用できず、ネットワーク探索は無効になっています。 ルーターを使用せずにインターネットに直接接続している場合、またはモバイル ブロードバンド接続を使用している場合もこのオプションを選択する必要があります。

  • [ドメイン] ネットワークの場所は企業のワークスペースなどのドメイン ネットワークで使用されます。 この種類のネットワークの場所はネットワーク管理者により管理されるため、選択および変更できません。

  • ファイルやプリンターを共有する必要がないことがわかっている場合は、パブリック ネットワークを選択するのが最も安全です。

このビデオでは、ネットワークの場所を選択する方法について説明しています (0.48)

ネットワークの場所を変更するには

  1. [ネットワークと共有センター] を開くには、[スタート] ボタン [スタート] ボタンの画像、[コントロール パネル] の順にクリックします。検索ボックスに「ネットワーク」と入力し、[ネットワークと共有センター] をクリックします。

  2. [社内ネットワーク]、[ホーム ネットワーク]、または [パブリック ネットワーク] をクリックして、目的のネットワークの場所をクリックします。

    [ネットワークと共有センター] の画像
    ネットワークと共有センター

警告

ホーム ネットワークまたは社内ネットワークを安全な接続先にするには

ホーム ネットワークまたは社内ネットワークを安全な接続先とするためには、ネットワークで次のものを使用します。

  • ワイヤレス ネットワークの場合、Wi-Fi Protected Access (WPA または WPA2) で暗号化されたワイヤレス接続。 (WPA2 は WPA よりも安全なのでお勧めします。)

  • すべてのネットワークで、ファイアウォール、またはネットワーク アドレス変換 (NAT) 機能を持つその他のデバイス (コンピューターまたはワイヤレス アクセス ポイントとケーブル モデルまたは DSL モデムの間に接続する)。

ファイアウォールまたは NAT 機能を持つデバイスを含むネットワークの推奨の位置の図
ファイアウォールまたは NAT 機能を持つデバイスを含むネットワークの推奨の位置

詳細については、「Windows 7 でワイヤレス ネットワークをセットアップする」、「ネットワークのセキュリティを高める」、および「ワイヤレス ネットワークのセキュリティ対策にはどのようなものがありますか」を参照してください。

Windows Firewall がネットワークの場所に与える影響

パブリック ネットワーク上の場所では、公共の場所でネットワークに接続している間、コンピューターを承認のないアクセスから保護するために、特定のプログラムおよびサービスの実行がブロックされます。 パブリック ネットワークに接続していて、Windows ファイアウォールが有効になっている場合、一部のプログラムまたはサービスが、正常に動作するためにファイアウォールを介した通信を許可するように求めてくる場合があります。

プログラムにファイアウォール経由の通信を許可すると、現在の接続先ネットワークと場所が同じすべてのネットワークに対しても許可されます。 たとえば、喫茶店でネットワークに接続しており、場所にパブリック ネットワークを選択していて、インスタント メッセージ プログラムのブロックを解除した場合、そのプログラムは接続先のすべてのパブリック ネットワークでブロックされなくなります。

パブリック ネットワークに接続していて、複数のプログラムのブロックを解除する場合は、ネットワークの場所をホーム ネットワークまたは社内ネットワークに変更することも検討してください。 その 1 つのネットワークだけを変更する方が、設定を変更した時点で接続先となるすべてのパブリック ネットワークに影響するより安全です。 それでもこの変更を加えた場合は、自分のコンピューターがネットワーク上の他のユーザーに見えるので、セキュリティ上のリスクがあることに注意してください。



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