記憶装置のメモリを使ってコンピューターの速度を高める


ReadyBoost を利用すると、ほとんどの USB フラッシュ ドライブおよびフラッシュ メモリ カードの記憶域を使用してコンピューターの速度を向上させることができます。ReadyBoost 互換の記憶装置をコンピューターに接続すると、[自動再生] ダイアログ ボックスに、ReadyBoost を使用してコンピューターの速度を向上させるオプションが提示されます。このオプションを選択した場合は、この目的のために使用するデバイスのメモリ容量を選択できます。

ReadyBoost が動作するようにデバイスをセットアップするときは、Windows から、最適なパフォーマンスを得るために使用を許可する推奨容量が示されます。ReadyBoost を利用してコンピューターの速度を効果的に上げるためには、フラッシュ ドライブまたはメモリ カードで 1 GB 以上の空き容量が必要です。システムの速度向上に使用するデバイスに ReadyBoost 用の空き容量が十分にない場合は、デバイス上の一部のディスク領域を解放するよう促すメッセージが表示されます。

ReadyBoost は、特定のフラッシュ ドライブまたはその他のリムーバブル記憶域デバイスに対して有効または無効にすることができます。詳細については、「記憶装置に対する ReadyBoost の有効/無効の切り替え」を参照してください。

[ReadyBoost] タブの画像
[ReadyBoost] タブでは、システムの速度向上に使用するリムーバブル デバイス上の記憶域の容量を決定できます。

フラッシュ メモリ デバイスを選択する際のヒント

ReadyBoost で使用する USB フラッシュ ドライブまたはフラッシュ メモリ カードを選択する際のヒントをいくつか示します。

  • ReadyBoost を利用してコンピューターの速度を効果的に上げるために推奨される最小の空き容量は、1 GB です。

  • 最適な結果を得るため、コンピューターに搭載されているメモリ (RAM) の少なくとも 2 倍、可能であれば 4 倍の空き容量を持つフラッシュ ドライブまたはフラッシュ メモリ カードを使用してください。たとえば、1 GB の RAM が装着されているコンピューターに 4 GB の USB フラッシュ ドライブを接続した場合、そのフラッシュ ドライブの少なくとも 2 GB、可能であれば 4 GB すべてを確保すると、ReadyBoost で最高のパフォーマンスを得ることができます。必要なメモリ量はコンピューターの使用状況によって異なります。一度に多数のプログラムを開いたままにしておくと、それだけ多くのメモリが使用されます。

  • ほとんどのコンピューターでは、最適な結果を得るために 2 GB から 4 GB の容量を ReadyBoost 用に確保してください。ほとんどのフラッシュ ドライブまたはフラッシュ メモリ カードでは、4 GB を超える容量を ReadyBoost 用に確保できます (古い FAT32 ファイル システムでフォーマットされた記憶装置には、4 GB を超えるデータを格納できません)。1 つのリムーバブル記憶装置で最大 32 GB の空き容量を ReadyBoost に使用でき、最大 8 つの USB フラッシュ ドライブまたはフラッシュ メモリ カードを同じコンピューターに装着することで、コンピューターあたり合計で最大 256 GB の空き容量を使用できます。

  • ReadyBoost が動作するためには、USB 2.0 以降をサポートしている USB フラッシュ ドライブが必要です。コンピューターでは、フラッシュ ドライブを装着できる USB 2.0 ポートが少なくとも 1 つ空いている必要があります。ReadyBoost が最適に動作するのは、フラッシュ ドライブを他の USB デバイスと共有している外部の USB ハブにではなく、コンピューターの USB ポートに直接装着した場合です。

  • USB フラッシュ ドライブで ReadyBoost が動作することを確かめたい場合は、フラッシュ ドライブが "Enhanced for ReadyBoost (ReadyBoost 拡張対応)" であることを示す製造元の注記を探します。すべての製造元が、このことをパッケージに記しているとは限りません。ReadyBoost の互換性についての説明がない場合でも、フラッシュ ドライブで ReadyBoost が動作する可能性があります。

  • フラッシュ メモリ カードには、コンパクト フラッシュ メモリ カードやセキュア デジタル (SD) メモリ カードなど、数多くのさまざまな種類があります。ほとんどのメモリ カードでは ReadyBoost が動作しますが、SD メモリ カードによっては、SD カードのインターフェイスに関する問題のために ReadyBoost が適切に動作しないものがあります。そうしたカードの使用を試みた場合、ReadyBoost で警告メッセージが表示されます。

  • ソリッドステート ドライブ (SSD) テクノロジを使用したハード ディスクがコンピューターに搭載されている場合、USB フラッシュ ドライブやフラッシュ メモリ カードを装着したときに、ReadyBoost を使用してコンピューターの速度を向上させるオプションが表示されないことがあります。代わりに、"このコンピューターのシステム ディスクは十分に高速であるため、ReadyBoost が有効になっていません。ReadyBoost でさらにパフォーマンスが向上する可能性は小さいと考えられます。" というメッセージが表示されます。これは、SSD によっては十分高速なものがあり、ReadyBoost のメリットが得られる可能性が低いためです。

  • 場合によっては、デバイスのすべてのメモリをコンピューターの速度向上に使用できないことがあります。たとえば、フラッシュ メモリ デバイスによっては低速と高速の両方のフラッシュ メモリが含まれているものがありますが、ReadyBoost でコンピューターの速度向上に使用できるのは高速のフラッシュ メモリだけです。



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